去年のShinran’s Night 2022はご門徒さまに限らずご夫婦にお子さん、おじいちゃんおばあちゃんにお孫さん、中学生は友人同士で、兄弟姉妹でと、たくさんのご参加をいただきました。 ご本尊と親鸞聖人へのお参りに始まり、お楽しみ会に移るとご参拝の皆さま、特に子供たちの歓声が御堂中に響き渡り、まさによろこびの場となりました。
Although it is me that utters and hears the phrase “Namo Amida Butsu,” actually it is the call of my parent, Amida, promising to guide me to the Pure Land.
それでは「つれてゆくぞ(promising to guide me to)」について。 どちらに?それは英訳文末に明記してあります「the Pure Land(極楽浄土)」です。
アミダさまがこの私を極楽浄土へつれて往く(生まれさせる)と仰る。 それはつまりアミダさまは私を、“いまだ浄土に生まれておらず„ かつ “浄土に生まれるべき者„ とご覧になっていることが窺えます。 この如来の智慧の眼を通してこそ、我が本来のすがたを目の当たりにすることができる。言い換えれば、仏法の鏡の前に立ってこそ(use the mirror of the Buddha Dharma to look at myself)、自分は本当の自分になることができるのです。
お念仏は私ではなく阿弥陀如来のおはからい(the Vow and the Practice of Amida Buddha)であったと聞かせていただけば、“自己の発見„ という私の身に起こる出来事は(私にとり二度目の誕生ともいえるくらい大変革ではあるけれど)決して大げさなものではなかったのです。